メッセージ
メッセージ : 2014 『自分らしい実り』
投稿者 : mi 投稿日時: 2014-02-02 23:58:39 (1101 ヒット)

 


昨年2013年は週報アップをいいことに遂に一度きりのメッセージとなってしまいました。自らの怠慢ぶりを真摯に省みて、本年2014年はできる限りを尽くしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


 



 


今年、私たちの教会で掲げているスローガンが『自分らしい実り』です。人と比較して、また世間体で判断する実りではなく、自分らしいと思える嘘偽りのない、オリジナルの実りです。でも実はこの自分らしいということが意外に難しい。人と違うことが自分らしいと思ってしまう安易な基準しか知らないのも実態ではないでしょうか。


 


現代はポストモダニズムの時代とも言われ、かつての昭和な団結感あふれる熱いモダニズムの空気感は暑苦しく思われる時代です。冷ややかなクール世代が主流を占め、個人主義が尊重される時代でもあります。そんな若者たちには、むちゃな夢を語ることなど愚かしく、身の丈にあった言動をとることが一般的です。これはある種不思議な現象です。


 


そんなポストモダニズム世代は案外自分を知っていたりします。自分に合ったそれ相応の進路選択はできるのです。けれどもそれで満足しているかどうかは別問題。満足するように自らを言い聞かせることは得意のようですが、本心からの感情を持って喜び生きているのとは違うように思えるのです。先に生きる大人たちを見て、今の社会を見て、わくわくするようなことはもう期待しないようにインプットされてしまったのではと思うほどです。


 


躍動するような思いなくしてどうして自分の人生に喜びを感じて生きていくことができるでしょうか。私たちの心が正真正銘で躍動している時にこそ、自然な実りが生まれてきます。躍動することは、見た目ではじけている姿ということではなく、黙っていても心が何かに夢中であったり、毎日を過ごす時に放っておいても気概が湧いてくるというものです。もしそういうものが湧いてこないとすれば、私たちは本来の自分らしい生き方をまだ見いだせていないということです。


 


毎日自分がどのような思いで、何に動機づけされて動いているかを知っていますか?このあたりのことは時間をとって意識して考えないとなかなか気づくことではありません。私たちは自分で気づいていないだけで、無意識のうちに恐ろしいほど自分の目や耳に入ってくる情報に洗脳されています。「コレがいい」と言われればひたすらにソレを追い求め、「アレがいい」と言われればまたソレを追い求め・・・。終わりを知ることはありません。時間とお金と体力の続く限りは、ずっとソレを続けるのかもしれません。本当にソレでいいのでしょうか。


 


聖書が語る事柄は安易な基準での「自分らしい」ではありません。あなたの存在が確かにプログラミングされていることが記されています。


「あなたを造り、あなたを母の胎内にいる時から形造って・・・」(イザヤ44:2)


どのようなご両親であっても、そのDNAがなければあなたという存在はこの世に生まれてはいませんでした。それをプログラミングしたのが神なる存在です。だから自分という存在を誰よりも熟知している存在は、自分を創造した神であるということです。


 


どんな作品もその製作者が一番よく扱いを知っています。私たちの取扱説明書は神に聞くということです。その手段さえ知っているならば、私たちは本来の自分らしい機能を最大限に発揮して生きていくことができるようになります。そして必然的に実り多き、生産性の高い動きをするようになっていくのです。たくさんの結果が求められているわけではなく、たくさんの実りは、あくまで必然的な結果ということです。私たちが本来のあるべき姿として機能し始めるときには、不必要な努力なしに、多くの実を結び始めるということなのです。


 


この一年が、あなたにとって、誰にとって替わることもできない大切な実りの一年でありますように。心から祝福を祈りつつ。


 


 


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